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なぜビジネス書は間違うのか



なぜビジネス書は間違うのか/フィル・ローゼンツワイグ

オススメ度:★★★★★


わたしたちがビジネスについて考えるとき、多くの妄想に囚われている。企業パフォーマンスについての私たちの理解をゆがめる妄想、企業の成功と失敗を決定づける要因を見極めようとするのを邪魔する妄想である。

僕たちにわかるのはほんの少し。あとは知らないことだらけ・・・

この本にはハロー効果という用語が頻繁に使われる。

ハロー効果・・・企業の全体的な業績を見て、それをもとにその企業の文化やリーダーシップや価値観などを評価する傾向のことである。一般に企業パフォーマンスを決定づける要因だといわれている多くの事柄は、たんに業績から跡づけされた理由にすぎない。

企業の業績が良いから、その企業文化や経営者、戦略が良いと決めつけてしまう傾向がある。業績が良いから中身も良いという先入観によって、その企業を正しく分析できなくなってしまう。

逆に業績が悪いと、その業績不振というフィルターを通して企業を批判してしまうのである。

『エクセレント・カンパニー』や『ビジョナリー・カンパニー』がベストセラーとなったのは厳密な分析であったからではない。それは読む者を引きつけるストーリーであったからだ。このように著者は分析する。

私達が企業について考えるときに、正しい理解を邪魔する妄想は9つ
妄想1―― ハロー効果
妄想2―― 相関関係と因果関係の混同
妄想3―― 理由は一つ
妄想4―― 成功例だけをとりあげる
妄想5―― 徹底的な調査
妄想6―― 永続する成功
妄想7―― 絶対的な業績
妄想8―― 解釈のまちがい
妄想9―― 組織の物理法則

9つの妄想の詳しい内容は読んでみて下さい。


私たちがビジネス書を読むと、そこには眩いばかりの輝かしい業績を上げた企業がたくさん紹介されています。その眩さゆえに、正しい理解ができなくなってしまいます。それらの企業の文化は素晴らしい、そう思うのは業績というフィルターを通して見ているからなのです。

どんな企業も永続的にその輝きを保ち続けることはできません。企業経営とは不確実性との闘いであり、一貫性と柔軟性という矛盾した二つのことを実行することなのです。


評価・みんなのレビューはこちら↓
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